父の日に歌いたい。高齢者にオススメの曲
6月の第3日曜日は父の日ですね。
デイサービスや高齢者施設で音楽レクをする際は、父の日ならではの歌を選曲してみませんか?カラオケレクや、音楽療法士さん演奏による鑑賞会を開くのもオススメです。
この記事では、「父の日に歌いたい。
高齢者にオススメの曲」をご紹介します。
歌を唄ってリズムをとることで、脳が活性化されて心身の健康につながります。
また、歌を通して利用者さん同士のコミュニケーションにもつながるので、ぜひ取り入れてみてください。
もくじ
父の日に歌いたい。高齢者にオススメの曲
おやじの海村木賢吉
海の近くで育った方にオススメな父の日の歌は、村木賢吉さんが1972年にリリースした『おやじの海』。
お父さんイコール海というような、まさに海の男を物語ったかのようなお父さんの様子が歌詞には描かれています。
曲に登場するお父さんのように、どんなときでも家族のために荒れ狂う社会の波を生きてきたお父さんを思うと、私ももっと頑張らなければと思いながら生きる方も多いのではないでしょうか。
まさに生きることを背中で教えてくれたお父さんを思い浮かべながら、父の日に歌ってみましょう。
(SAKI)
親父の一番長い日さだまさし
しみじみとした言葉と語りかけるような歌い方で、曲への没入感を高めてくれる大御所シンガーソングライターのさだまさしさん。
『親父の一番長い日』は、大人になった頃に昔のお父さんのことを思い出す息子の思いがつづられています。
娘が産まれてから成長して大人になり、お嫁に行くまでのお父さんとしての長く、泥臭い人生をストーリー仕立てで歌っています。
父の日には、子育てを頑張ってきたお父さんにぜひ聴いてほしい1曲ですね。
青い背広で藤山一郎
旦那さん、奥さんとの若い頃の思い出を振り返れる、藤山一郎さんが1937年にリリースした曲『青い背広で』。
好きな女性とデートをするも、あと一歩が踏み出せないようなもどかしい気持ち、でもどんどん募る思いが描かれた切ない1曲です。
こうしたもどかしい期間をへて夫婦になった方にとっては「そんなこともあったね」と懐かしみながら歌える曲ではないでしょうか。
父の日に、大切な旦那さんや奥さんを思い浮かべながら、それぞれの立ち位置で歌ってみてくださいね。
(SAKI)
上を向いて歩こう坂本九
この曲を歌っているのは九ちゃんの愛称で親しまれた人気歌手、坂本九さんです。
テレビ番組『夢であいましょう』で披露されてから今も歌い継がれる名曲です。
つらことがあっても前向きな気持ちでいこうというポジティブな歌詞にたくさんの方が共感し、大ヒットしました。
元気が出ないなと思うとき、優しい歌声と歌詞に背中を押された方も多いのではないでしょうか?
ゆったりとしたテンポなので歌詞を味わいながら歌ってみるのもいいと思います。
(安部絵里)
泣くな親父キュウソネコカミ
思春期になり次第に冷たくなっていく娘たち。
それでもコミュニケーションをとりたいと思って日々努力していく父親たちの心情やさまざまな思いを表現しています。
この楽曲を聴いて成長してゆく子供の姿とそれを見守る親の不器用でも温かい日常を再確認して幸せな気持ちになれることはまちがいなし。